市民メディア

1992年より、テレビなど商業メディアの仕事を続ける中、2000年頃から「市民が自ら映像を作る」という、市民メディアの分野に興味を持ち始める。

2004年、アメリカのダウンタウン・コミュニティ・テレビジョンセンター(1972 年設立)で、市民メディアを学ぶ目的でニューヨークに移住。インターンを経て約4年間、働いた後、2008年に非営利団体のシネミンガ・インターナショナルを共同設立する。

シネミンガの活動としては、コロンビア、エクアドル、ネパールの先住民族のコミュニティへ、ビデオ機材を持参。映像制作を指導するだけでなく、一緒に作り、機材は現地に置いて帰るというスタイルで、6年間活動。作品の一部を、英語・スペイン語・日本語に翻訳。それらは、カナダ・ネパール・ニューヨークの先住民族映画祭や、東京の恵比寿映像祭で選出される。2010年には、パリ・東京・ニューヨーク・コロンビアの4都市で、同日に市民上映会を行うイベントを主催。インターネットを通じてコロンビアの映像作家とライブで質疑応答する機会も設けた。

2014年末に、シネミンガ・インターナショナルを辞任し、画楽フィルムズを設立。日本のアイヌ民族コミュニティでの活動を継続しつつ、市民メディアの分野で活動する場所と方法を模索中。

シネミンガの活動記録のブログ (2008-2014) *左の「カテゴリー」から、それぞれの記事を見てください。写真だけでも是非!